2018年10月25日木曜日

【tcpdump】TCP Retransmission発生【Linux】

本来はそこまで気にしなくていいかもしれないが、tcpdumpで取得したパケットキャプチャをWiresharkで見たら、パケットが黒だらけ。

TCPのSYNがTCP Retransmission(TCPレベルのリトライ)となっていた。初回のアクセスを0秒として
1秒後(前のパケットから1秒後)
3秒後(前のパケットから2秒後)
7秒後(前のパケットから4秒後)
15秒後(前のパケットから8秒後)
31秒後(前のパケットから16秒後)
とリトライをしていた。※1

クライアントがサーバに対してSYNを送信し、その応答としてサーバがクライアントにSYN ACKを返すはずだが、それが返されないため(ネットワークのどこかでパケットがドロップした※2)、クライアントの(OSが自動的に)SYNを再送していた。で、結局31秒後の再送でやっとSYN ACKが返されて通信は無事に終わった。

ネットワーク部門は別会社のため、聴くことはできず、原因が不明のまま…

※1 使用していたのはCentOSで、リトライの回数・間隔はOSによって変わる。
※2 原因不明。

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