2016年9月30日金曜日

【Android】SIMカード無しで使用する

 ほとんどのAndroid端末で可能だろうけど、SIMカード無しでもAndroidは使用できる。当然ネット接続は出来ないが、無線LANでネット接続できるようになる。

 何故こんな当たり前のことを書いたかというと、昔のガラケーでSIMカードを抜くとほとんどの操作ができなくなる(目覚ましさえも使えない!!)端末があったので。

SIMカード無し・テザリングで使用したことのあるAndroid端末一覧。
  • ASUS ZenFone 2 Laser
  • ASUS MeMO Pad 7 LTE モデル
  • ASUS ZenFone 5
  • FREETEL Priori 3 LTE
たぶん以下も使用実績あったと思う。
  • ARROWS X LTE F-05D

2016年9月29日木曜日

【Excel】巨大テキストファイル(100万行以下)を作成

■目的
 ソフトウェア開発の試験フェーズで背景データとして、100万行程度のcsvやsqlファイルを作成したいことがある。

■概要
 bat、vbs、PowerShellでループして巨大ファイルを作成しようとするとかなりの時間がかかってしまう。100万行以下ならExcelで作成したほうが早い場合が多い。Excelを使った巨大ファイル作成手順を以下に記載する。ただし、Excel2007以降は、最大1,048,576行なので、1,000万行などのデータは作成できない。

■制限・条件等
 Excel2007以上が必須。

■例
 以下のようにID、苗字、名前、メールアドレスをカンマで区切った100万行のファイルを作成したいとする。PC性能とExcelの慣れ次第だが早い場合は、3~10分程度で作成完了する。

1,nanashi1,1rou,1rou@hogehoge
2,nanashi2,2rou,2rou@hogehoge
3,nanashi3,3rou,3rou@hogehoge

999999,nanashi999999,999999rou,999999rou@hogehoge
1000000,nanashi1000000,1000000rou,1000000rou@hogehoge

■手順(時間のかかる箇所について自宅PCでの処理時間を目安として記載する。)
 1. Excelを起動。(下記ではExcelウィンドウを小さくしているため、見栄えが変わっている。)
 2. A1となってい所(名前ボックス)をクリックし、選択状態にする。
 3. A1000000と入力。
 4. 任意の文字を入力。(以下ではaとしているが、後で消すのでなんでもよい。ただの目印。)
 5. Ctrl + Cを押下。
 6. Ctrl + Shift + ↑キーを押下。
 7. Ctrl + Vを押下。≪数秒程度≫
 8. Ctrl + ↑を押下。
 9. 『1』を入力。
 10. 『2』を入力。
 11. A1,A2を選択(A1からA2へマウスをドラッグ)。
 12. オートフィルハンドル(選択レンジの右下の点)にマウスカーソルを合わせる。(合わせると、マウスカーソルが十字になる。)
 13. オートフィルハンドルをダブルクリック。≪十数秒程度≫
 14. B1に『="nanashi"&A1』を入力。
 15. C1に『=A1&"rou"』を入力。
 16. D1に『=A1&"rou@hogehoge"』を入力。
 17. B1~D1を選択。
 18. オートフィルをダブルクリック。≪十数秒~数分程度≫
 以下のように100万行のExcelデータができる。
 19. Sheet2,Sheet3を選択。(Sheet2をクリックし、その後Ctrlを押しながらSheet3をクリック。)
 20. 選択したシートを右クリックして、 「削除」を選択。

 21. Alt + F、Aの順にキーを押下。
 22. ファイルの種類でCSVを選択。
 23. 適切なファイル名を入力し、「保存」ボタンを押下。≪十数秒程度≫
下記のように49MB、100万行のファイルが作成される。

【コマンドプロンプト】forでファイル名一括置換

簡単なファイル名の一括置換ならコマンドプロンプトのみでも可能。

1. Winロゴ + R。
2. 『cmd』を入力し、Enterキー押下。

3.『cd 』を入力。(cdの後に半角スペースがあるので注意。)
4. エクスプローラのディレクトリアイコンをcmdウィンドウにD&D。

5. Enterキー押下。
6. 『for %i in (*) do move "%i" "rdp_%i"』を入力し、Enterキー押下。(変更後のファイル名は適宜読み替えること。)
 完了



2016年9月28日水曜日

【コマンドプロンプト】【Excel】ファイル名一括置換

Excelとコマンドプロンプトを使って、ファイル名を一括置換する。

ExcelのCtrl+C、Ctrl+V、Ctrl+↑、Ctrl+↓、Ctrl+Shift+↑、Ctrl+Shift+↓あたりのショートカットキーを知らないと素早くできないので覚えておくこと。本手順以外でもかなり便利なので覚えておくとよい。

以下の各ファイルの先頭にrdp_を付けたいとする。


1. Winロゴ + Rキー押下。
2. 『cmd』と入力し、Enterキー押下。

3. 『cd 』を入力。(cdの後に半角スペースがあるので注意。)

4. エクスプローラで対象フォルダのアイコンをドラッグし、cmdのウィンドウにドロップ。
 

5. Enterキー押下。
6. 『dir /b』を入力し、Enterキーを押下。

7. (簡易編集が有効な場合は、本手順をスキップ)。Alt + Space、E、Kの順に入力。
マウスで辿ってもOK。

8. 左クリックのD&Dで、ファイル一覧を選択し、選択後にEnterキー押下。

9. ExcelのB1を選択して、Ctrl + V。
10. C1に『=" rdp_" &B1』を入力し、Enterキー押下。(ここは適宜読み替えること。また、rdpの前には半角スペースがあるので注意。)
11. C1を選択し、Ctrl + C、必要なセルを選択し、Ctrl + V。

12. A列に『move 』を入力。moveの後に半角スペースがあるので注意。

13. move のセルを選択し、Ctrl + C。A列で必要な行数文を選択し、Ctrl + V。

14. D列を選択し、『=A1&B1&C1』を入力。

15. 上記の数式セルを選択し、Ctrl + C、必要な分のセルを選択し、Ctrl + V。

16. D列の数式のセルを選択し、Ctrl + C。


17. コマンドプロンプトを右クリックし、貼り付けを選択。
(簡易編集モードが有効な場合は、右クック。Win10の場合はCtrl + VでもOK。)

完了

【コマンドプロンプト】【サクラエディタ】ファイル名一括置換

 ASRなどのファイラを使えば、ファイル名一括置換機能があり、簡単に変換可能。しかし、フリーソフト禁止(ただし、テキストエディタは使用可能な場合)の職場では自分で一括置換するしかない。

 エディタすらインストール禁止の場合は、Excelで行う。エディタもExcelも使えない場合は、状況次第で、コマンドプロンプトのforでできると思う。またはコマンドプロンプトの矩形選択とメモ帳を駆使すればできるか?

以下の各ファイルの先頭にrdp_を付けたいとする。


1. Ctrl + A、Ctrl+C。


2. エディタ上で Ctrl + V。


3. Altを押しながら↑キーを押下し、カーソルが1行目になるまで待つ。


4. 『move 』と入力。更に、Ctrl + C。


5. 1行目の末尾にスペースを複数(一番長いパスより1文字以上)入れる。
今回の場合、31文字目以上になるまで。


6. Shift + F9キー押下。


7. 1行目の後半のファイル名の前(今回は41文字目)にカーソルを移動し、Alt + ↓キー。
(場合によって、手順7~8は正規表現で置換する。例えば、.RDP$を_remote.RDPに変換するなど。)


8. 『rdp_』を入力。


9. 最終行のmoveを削除。


10. Ctrl + A、Ctrl + C。


11. Winロゴキー + R。『cmd』と入力し、Enterキー押下。


12. (簡易編集モードが設定されている場合は)右クリック。
または、Win10ならCtrl + V。それ以外のWindowsOSならAlt + Space、E、P。
または、ウィンドウタイトルを左クリックしてから、[編集]-[貼り付け]。


以下のように、ファイル名が変更される。



何度も使っていると慣れるが、文章にすると長いし、面倒に感じる・・・。